予算との戦い~施主施工・洗面タイル編~



施主施工に少しあこがれもあったんです。

DIYは好きだし、自分達で楽しくやって費用を抑えられるならぜひやりたいと思っていたのも正直なところで。

でも、やっぱりほとんどの人がプロに頼むのも当然だな、と痛感しました、、



私たちがタイルを貼ったのはオープンハウスも間近にせまった頃。
洗面ボウルやミラーの設置、電気工事などが入る前に終わらせなければならず、自分達の休日とすり合わせるとスケジュールに余裕は全くありません。

夫と二人、生後半年の乳児を伴って現場入り。

目地を作るところから手作業で、できるだけ作業のホコリが赤子にいかないよう、でも目の届くところに、、と気をつかいながら進行。

洗濯機置き場がちょうどよいスペースだったので
シートを敷いて即席ベビーコーナーに。

広い範囲なら効率よく両側からできるところが、狭い面積なので同時進行もできず、泣く子をあやしたりもしながらで作業効率の悪いこと悪いこと、、


私がやったり
夫がやったり














てんやわんやしながら作業を進めるも、目地が少しゆるかったのか、垂直面にタイルシートだからなのか、少しずつ下がってきてしまったり、縦横ラインが上手くそろえられなかったり、、

微調整しているうちに最初に貼った方の目地が固まりはじめたり、もう悪戦苦闘。

思い描いていた施主施工の「ふんふ~ん♪」と鼻歌まじりで作業するような楽しさは微塵もなく、とにかく今日中に全てを終えなければ、、!と危機感と使命感で必死に作業。
(別のところの施主施工もこの日に同時進行させなければならなかったのも余裕のなさの一因でしたが。)


なんとか貼り終えて全体を見てみると、目地の少ないところもあれば縦横ラインもピシっととは程遠い出来栄え。。。



夫とふたり、

まぁ、こんなものだよね。味だよ、味!
頑張ったがんばった!

とお互いに慰めあう状態 苦笑


嘆いたところでもうやり直す時間はありません。
これも施主施工の思い出。苦労した分愛着もわくさ、と気持ちを入れ替えてオープンハウスに臨みました。


結果的には、そのちょっといびつなタイルの並びが他の新品ピカピカの無機質な雰囲気を和らげてくれたようで、洗面所がシンプル&クリーンにプラスして優しい感じになり、思いのほか高評価だったのでした。
(それとも同情半分の評価だったのかな 笑?)

オープンハウスの時。ミラー効果も抜群!
タオル掛け&ミラー右シェービングミラーは施主支給&施工のため未設。



自分達でもやっぱり愛着はどんどん湧いてきて、いまでもリビングからちらりと見えるタイルと洗面台、ミラー&ランプの景色はけっこうお気に入りです。
(冬以外はできるだけ扉を開けて見えるようにしているくらい。)


LDK入口からみるとこんなかんじ。
このときは天井のダウンライト使用ですが。。
(日常すぎてお目汚しすみません。さすがにお尻は自粛、、)



グレーとホワイトでまとめたのも功を奏したようで、LDKの強い印象とぶつかることもなく全体のバランスを取ってくれています。




予算との戦いとしては、施工時と直後はこれならプロに頼めばよかった、、と少し敗北感もありましたが、今では五分五分、気持ちとしては勝利をおさめた感覚です。

でも、仕事が多忙とか、妊娠中や産後直後とか、1人でやることになりそう、という場合は業者さんの脇でお手伝い程度とか、よっぽどDIY好きじゃないとおすすめできないかも。。

スケジュールに余裕があれば自分のペースで進められるから良いんですけどね。
引き渡し前で業者さんの仕事に支障を来しては元も子もないので、そのあたりが施主施工をする時の苦楽の分け目になるかもしれません。



洗面所、タイル以外にもお気に入りポイントがいくつかありますので、それは次回に!

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