2016年3月28日月曜日

平屋のつもりが、、2階建て?

ところで。

建売ではなく、新築の家を持とうと思ったとき。41%の人々はどのような家を求めるのでしょうか。


地震に強い家?子供がアスレチックのように楽しめる家?目を惹く外観の家?



一生に一度であろう大きな買い物を前にすると、あれも、これも、こうすると便利って聞いたな、あの家かっこよかったな、など思い描く未来の「自分の家」の姿は果てしなく広がっていきます。

特に、建築好きやインテリア好き、間取り好き、家で過ごすのが好き、、ざっくり言えば「家がスキ!」という人はやりたいことが次々湧いてくるのでは。

それが、夫婦二人とも家づくりに熱心、となったら、、、

合致する部分は力強くブレない意志となって良いですが、相反する場合がなんとも苦しい局面となります。


私たちの場合、その局面は早々にやってきました。



ミッドセンチュリーモダンな家を目にするうち、平屋の魅力に取りつかれていた私。
夫ともそういった画像をみて「かっこいいよね」と話をしていたので、当然夫も平屋を思い描いていると思ったら。


設計士さんとの打ち合わせのはじめ、「2階建てで」の衝撃の一言。

その場で「え!?そうなの!??」と隣を振り返ってしまいました。


「いや、確かに私たちの手にした土地だとゆったりした平屋感はだせないけどさ、え、ホント!?それ絶対!??」

半分パニックの私を尻目に、夫は淡々と冷静に二階建てを希望する理由を挙げていきます。


その迷いのなさを見て、ローンを組んで働いてくれる夫の要望を優先しよう、そうすべきだ、とその場で平屋のイメージを頭から消した私。


さようなら、平屋、、


幸い、抜け感のある階段と天井までの本棚というのもやってみたいことの中にあったので、それを盛り込める2階建ても悪くないな、と思えたのが救いでした 笑


図書館のような、壁一面の本棚が子供のころからあこがれだったのです




最初にして最大の難局はなんとか乗り越えられた私たちの家づくりですが、どちらかが全然興味ないか、ふたりの趣味嗜好がぴったり合っていないと、こういった局面は家づくりの色々な段階で出てくると思います。

そんな時、第三者の冷静な視点があると、目指すイメージに向かって歩みをそろえることができるんじゃないでしょうか。

そして、それが私たちミッドセンチュリーハウスの役割だと思っています。




・・・それにしても、結婚式の準備でケンカ、というのは良く聞く話ですが、家づくりでも無い話ではないんですねー。(むしろありふた話かも)

2016年3月23日水曜日

土地探しでつきまとった恐怖の呪文


家を建てたいと思うようになったとき、私たちはまず土地探しから始めました。


夫も私も現在住んでいるあたりには縁もゆかりもなく、土地勘もほとんど無いなかでのスタート。
でも、漠然と「すぐ見つかるだろう」と思っていたんです。

というのも、私たちが探していた土地の条件は一般的に言われるものとは違っていたから。

例えばこんな辺鄙なかんじとか。(画像はイメージです)


駅や学校、スーパーなどの近さはどっちでも良いから、広めで安めで、、、とネットサーフィンするとちょこちょこと見つかり、ますます高をくくっていました。


ところが、いよいよ本腰をいれていくつか問い合わせてみたあたりから、雲行きが一気にあやしくなります。

メールの返信にはどれも「調整区域なので資格が必要」という言葉が呪文のように入っているんです。


確かに、ネットの情報の中にも「調整区域」の文字は見え隠れしていました。
でも宅地とか住居地域などの分類にはその文字は出てこないし、家を建てる土地を探す中でWEB上に出た情報なんだから、家が建てられる土地であることが大前提だと思っていたのに。



でも、謎の呪文を前に立ち止まるわけにはいきません。

調整区域って何!?資格って何!??と必死に調べた結果。



土着の人間でもなんでもない私たちには家を建てることができない、という超・強力な呪文であることを知りました。



そもそも、住居地域や工業地域、商業地域などの分類がある「用途地域」は《市街化区域》の中での話。
《市街化調整区域》=調整区域 は開発や家を建てることに制限があるエリアだったんです。


その調整区域で家を建てるための資格というのは、昔で言うところの分家のような立場の人。
「昭和45年11月23日の時点でその市街化調整区域内に住居を構えて居住し、現在に至るまでその市街化調整区域内に住み続けている人、及びその子供など」が資格のある人ということになるようです。

当然、私たちがその資格保有者であるはずもなく。

そして、パソコンのリーディングリストに入れていた土地が、全て「調整区域」だと知って愕然。。。


私たちの土地探しは振り出しに戻ったのです。

ほとんどがこんな感じの、田んぼの中の一角のようなところでした、、(画像はイメージです)




もう一度スタートラインに立ってみて、「誰でも閲覧できるネット上の情報では見つからない。」と悟った私たち。
意を決していくつか不動産やさんに問い合わせてみることにしました。

そうして、不動産屋さんとの二人三脚×4社の土地探しがはじまることになるのですが、そこでも土地探し初心者への手厳しい洗礼をうけることになったのでした。。




2016年3月1日火曜日

はじめに

総務省で行われる5年ごとの統計によると、日本の住宅総戸数のうち持家住宅の割合はだいたい60%前後を推移しているそう。

直近5年の持家の取得方法は、新築が約41%、建売の購入が31%、建て替えが約20%、中古住宅購入や相続が3%、約2%と続きます。

こうして見てみると、「家がほしい!」と思ったとき、ゼロから家づくりをするのが日本ではメジャーなようですね。


でもその割に、「家は3度建てないと満足いくものにならない」とか、わからないことが多すぎて結局メーカーに丸投げ、、みたいなことが多くないですか?

もちろん、家づくりのプロにおまかせすれば間違いないだろうし、それが一番という人も多いと思います。
でも中には、本当はもっとこだわって自分主体で家を建てたいけど、様々な条件が絡んで、じっくりと家づくりについて勉強している時間がないから仕方なく、、という方も少なくないんじゃないかと思います。


かくいう私も、家を建てたい!と思ったときから、あまり熟考する時間が取れないままどんどん進んでいきました。
住んでいた借家の耐震性に対する大きな不安、贈与税の絡み、妊娠・出産、建築申請期限などなど、色々な期限や制約、都合がからみあって、スタートしたら一気にトップスピードでゴールまで走りぬけた、という感じで。

結果として、愛着のある家ができ、子供の成長とともに家も少しずつ育てている感覚で楽しめているので良いのですが(笑)


それでも、後になって「そういうことね!」とか「こうすればよかった」なんてことはたくさんでてきます。
そういった話がこれから家を、特にミッドセンチュリーな家を建てたい、と思っている人の参考になれば幸いです。


MID CENTURY HOUSEとは?→家具からはじめる家づくり