2016年7月30日土曜日

LDK >収納


希望の広さの居住空間と、十分と思える収納を共存させることができるのが一番ですが、そうもいかないのが現実。

収納のために部屋が狭くなる、というのは割とよくある話だと思います。

それならば、多少の余裕がありつつ最小限の収納の大きさに抑えられればそれに越したことはないですよね。




我が家の場合はそもそも建坪が小さく、当初のプランでは納戸と下足収納、クローゼット以外は収納らしい収納がありませんでした。

普通なら、その時点で「もう少し収納を増やしたい」となると思うのですが、そこが私のズレポイントで、「うん、これで十分!」と思っていたんです。



それでもやっぱり誰が見ても「収納足りなくない!?」となる間取りだったからか、幾度となく収納増加案を提示されました。


収納増加案。


広さに余裕があれば、あるいは予算に余裕があればその案を手放しで受け入れたでしょう。

でも、その時点で各部屋が必要最小限の大きさになっていた我が家においては、収納増加=LDKへの侵食、となります。




このとき私の頭の中にある数式がうかびあがっていました。


LDK >収納


私にとって重要なのは収納の多さよりもLDKの広さ。

家での時間の大半を過ごすLDKはこれ以上小さくできない!と強く思っていたんです。

(本当ならもっと広く取りたいくらいで、、、)






私がLDKの広さにこだわるのにはワケがあります。

まず、夫の家系が長身家系。

3兄弟が義実家に集まったときの威圧感たるや(ここだけの話ですよ)。


そのDNAを引き継ぐ息子も大きくなる可能性がある。


たとえばもしそれが夫+息子2人の3人になったら?

小さいうちはいいですが、思春期あたりで男臭くなってきたら?


・・・想像しただけでむさ苦しい 苦笑


そのころになれば親と同じ空間になんていたがらないでしょうけど、
だからこそ子供側も親側も気兼ねなく寛げるLDKにしたい。



そして、もうひとつ。

私自身もあまり人と近くにいたくない性質で。

特に読書や自分のことをしているときに他者の気配をあまり感じたくない。



そのためには十分なパーソナルスペースを確保できる広さが必要じゃないか!!


そう思っていた(いる)んです。





当初、あまりに収納がないのでリビングにある階段下を収納にしようかと設計士さんが提案してくれましたが、即答でお断りしました。


そこは、平屋から2階建てにすることになったその瞬間から本棚にしてイージーチェアやラウンジチェアを置くつもりでいたスペース。

たった3畳程度のスペースですが、誰かの視線が気にならない寛ぎスペースとして絶対に確保したい空間だったんです。


そして現在、死守して大正解のくつろぎの読書空間になっています。


それでもやはり収納の少なさを危惧した設計士さんが、廊下のつきあたりに奥行き300くらいの収納を提案してくれました。

こちらはぜひ!とお願い。

そして現在、最も活躍している収納スペースになっています。




そんなこんなでLDKへの収納の侵食を全力で阻止した私。


ただ「嫌!」というだけでは夫に対する説得力もないですし、自分も多少不安になってしまいます。

なので、現状の収納品と収納したいものの把握(将来的なものもふくめ)、それをどこにどう収納するかをかなり念入りにシュミレーションしました。


次回。収納、足りる、足りない?

2016年7月24日日曜日

収納が多すぎるのも問題!?


家のスペックとして重要視されることのひとつに、「収納力」があります。

収納と一言で言っても、クローゼットやパントリーなど用途が決まったものだったり、納戸や蔵と名付けてなんでもOKな大きい収納エリアだったり。

収納が多くてナンボ、みたいな空気もありますよね。



私の両親が住む家は田舎らしくバカでかい家なのですが、その2階のほとんどが収納になっていて、初めて訪れたときは愕然としました。
(生まれ育った家ではなく、数年前に都市計画の影響で建て直したので出来上がって初めて目にした感じです)

しかも、敷地内に離れと称して8畳くらいの小屋(田舎でよくあるプレハブの部屋みたいなやつ)もあるのに、です。


「ふたりとも定年退職して隠居生活なのに、この先何をそんなに所有しておく必要があるの!?」と辛らつな言葉がつい出てしまうほど。




生まれ育った家は昔のRC造らしく収納らしい収納はほとんどありませんでした。
(離れは例にもれずありましたが、、)

階段下と主寝室のWIC、座敷の押し入れ程度であとは各部屋の家具の中に収めてあった記憶です。
記憶をたよりに。全てが田舎サイズで、トイレが我が家の玄関くらいの広さ(涙)

もともとある収納はオレンジ色のところのみ。



その家から、どうしてこうなった!?とよくよく考えてみると、父と母の攻防に思い至りました。



私の父は、釣りバカ日誌のハマちゃんを地で行く大の釣りバカ。

単身赴任先では良い釣り場に目をつけ釣りにいそしみ、在宅のときはやれ解禁日だ川の濁り具合が良い、と言っては仕事前に釣りに行ったり有給をとったり。。

なので家では釣り竿を伸ばして整備をしたり、ルアーを作ったりエサの準備をしたり。常に釣り道具がリビングに広げられていました。

そんな状態ですから、釣り針を踏んづけたり、エサのミミズが逃げ出していたりと大騒ぎになることもしばしば。


片づけをうながしてもすぐに出てくる釣り道具たちを、半ばあきらめて眺めていた母の旧・実家での日々。



そんなとき、家を建て直さなくてはならないとなってショックだった中で唯一の希望の光となったのが、「収納」だったんだと思います。

父も収納があれば気兼ねなく道具が増やせる、作業するすぐ近くにあれば片付けようと思える、と思ったのでしょうか。

二人の意見が合致して、アホほどもある収納が現実となったのだと推察されます。。
もちろん、備え付けの収納以外に家具はあります。。。
旧・実家とのこの差!



ですが、長年の習慣はそう簡単に治るはずもなく、新・実家に帰省するたびに縁側やリビングに広がった釣り道具を目にします。


じゃあ、たくさんある収納に何が入っているかといえば、どうでもいいもの(少なくとも私はそう思う)ばかり。

二人の仕事で使った資料やもう着ることはないであろうスーツ。。
一部私の衣類もありますが(汗)

そして、収納がたっぷりあるのをいいことに益々ものが増えていっているような。




捨てられない性格の人には、必要以上の収納は危険だと痛感している最近です。

親の家を片付ける、「親家片」が一時話題になっていましたが、うちの場合はやるとなったら相当大変なことになりそうです。





そういう我が家は、おそらく収納がかなり少ないほう。

寝室のクローゼットと玄関脇の下駄箱と、廊下つきあたりに奥行き300程度の収納、あとは(収納として使っていない)納戸があるだけ。
家の規模こそ違いますが、旧・実家とほぼ同程度の収納力です。


そう。

収納の少なさこそ我が家が建坪30坪ミッションを軽々クリアできたポイントだったのです!

2016年7月17日日曜日

予算との戦い~間取り・失敗編~


建売におつりがくる程度の予算で、無謀にも設計士さんに依頼した家づくり。
そこには数々の予算との戦いが待ち受けていました。。。

~間取り・失敗編~



間取りをあれこれ思案している頃私はお腹が大きい状態。さらに建築申請の期限が迫っていたため超・特急でプランニングを進めてもらいました。

そうして間取りが決まり申請やらなんやらの手続きに進んだ頃に出産。


家づくりにあたって、よく言われる「子育て目線」はほとんど無視した私たち。
子供はすぐ大きくなるし、小さいうちはどっちにしても目が離せないから、という考えで、最も長く住む自分たち夫婦の心地よさを優先させました。

実際、言葉のわからないうちから気を付けるよう言っていたからか、息子はスケスケの階段も慎重に上り下りし、縦横無尽に走り回っても家具などの角に頭がぶつからないよう意識している感じがあります。

過剰な「子供優先」は不要だな、省いて正解だったなと実感していますが、子育てを実体験してみて「やっぱりこうすればよかった、、」というところが少し出てきたのも正直なところ。


今回はそれについて書いてみようと思います。




我が家の間取りは、1階にLDK・トイレ・洗面所・風呂、2階に主寝室・子供部屋(将来2部屋に区切れる)・納戸・トイレ、という風になっています。

細かなところは変更点もありますが、1階はほぼこんな感じ。

トイレは必要最低限の広さで、これはもうちょっとゆったりスペースにしたかったのを、予算の都合で狭めたところ。
ですが2年ほど生活してみて、この広さでも十分かも。と思うようになってきました。

現在息子がトイレトレーニングをはじめたところで一緒にトイレに入ることが多々ありますが、「狭くてやりづらい!」ということも特段ありません。むしろ子供の手に届く範囲にトイレットペーパーなどもあり便利です。


玄関ももっとゆったりさせたかったのですが、こちらも必要最小限に。
一面収納にしてもらったところは、靴やアウトドアグッズ、外壁寄りのところは郵便受けとアウターのクローゼットになっています。

大きなノックダウン式の扉なので子供が自分で開け閉めできず、靴を出し入れしてあげなくてはいけないのが誤算でした。

もうひとつ、子育て関係ないですがうっかりしていたのが、冬の灯油タンクの置き場。

我が家は石油ストーブ愛用なので冬はタンク2つをローテーションしています。
土間にそのまま置くのも興ざめだし、室内には置きたくない。アウタークローゼットに置いても良いのですが、重さやニオイがなんとなく気になる、、、

強度をつけてもらうか、隠して置けるように作ってもらえばよかったと2度の冬を超えて思いました。
(ちなみに今は、タンクを一つに限定して重さを軽減してからアウタークローゼットに置いています。灯油買い忘れは厳禁です。)




そして、最大の失敗は2階の手洗いスペースを省いたこと。


子供が夜中に起きて「お茶~」と言うのでお茶や水を用意して寝るのですが、足りなくなって1階にくみに行く、、ということが時々あったり。

夜中に鼻血をだして血まみれになったときに顔や手を拭いたりするのも下まで降りなくてはならなかったり。

「2階に水道があればいいのに、、!」と思うシーンは数えきれないほどあります。
(子育て関係なくてもあります。)

もちろんそれらはちょっとの工夫で解決する問題で、大騒ぎするほどの苦ではないのですが、、
手洗い器があれば薄雲がぱぁーっと晴れるように爽快になっていただろうな、と。

収納や鏡も一体になった洗面ユニットなんて仰々しいものはいらないんです。手洗い器さえあればいいんです。
今からでも、どこかの壁につけたいくらい、ちょっとした瞬間に「つければよかったなぁ」と思う日々です。




家事動線についても不満なく生活しているのですが、子供が小さいうちだけの面倒ポイントがありました。


保育園には、着替えやタオルなどを毎日用意して持っていかなくてはなりません。
ちょっとした空き時間に荷造りできるように、息子の衣類はリビングにあるサイドボードの引き出しにオンシーズンのものを全て入れています。

そのため2階に干したものを取り込んで1階におりてきて、リビングで畳んでサイドボードへ、という流れになっているのですが。

説明するまでもないよくある家事動線。終着はサイドボード。

これが、洗濯物を畳むのを億劫に感じる私にはちょっと辛く、、、

2階から取り込んで下りてきた時点で畳む意欲はゼロ。

とりあえず、、とサイドテーブルにかごを置いて、夜しぶしぶ畳むか、見かねた夫が畳んでくれます。
気を抜くとすぐ山積みに、、、汗

最近は洋服を畳むのを保育園で教わったらしい息子に教育の一環という大義名分のもと手伝ってもらったり 苦笑

1年もすれば荷造りも自分でやってくれるようになるだろうから、あと少しの辛抱と思って毎日上り下りしています。



そんなこんなで子供がいない時点での家づくりは、やっぱり子育て目線での失敗が少しありました。

些細なことが不便ポイントになったりするので、子供のいない時点で家づくりをする方は現役で幼児を育てている人の意見を聞くことをおすすめします。



あとは各部屋小さめですが必要十分な広さで、何より納戸が大活躍しているので(笑)、ごく一般的な間取りでも私たちにとってはかなり満足度の高い作りになっています。


といってもある一点については一般論から大きくずれた我が家。
どこがズレポイントかわかるでしょうか、、?