予算との戦い~間取り・失敗編~


建売におつりがくる程度の予算で、無謀にも設計士さんに依頼した家づくり。
そこには数々の予算との戦いが待ち受けていました。。。

~間取り・失敗編~



間取りをあれこれ思案している頃私はお腹が大きい状態。さらに建築申請の期限が迫っていたため超・特急でプランニングを進めてもらいました。

そうして間取りが決まり申請やらなんやらの手続きに進んだ頃に出産。


家づくりにあたって、よく言われる「子育て目線」はほとんど無視した私たち。
子供はすぐ大きくなるし、小さいうちはどっちにしても目が離せないから、という考えで、最も長く住む自分たち夫婦の心地よさを優先させました。

実際、言葉のわからないうちから気を付けるよう言っていたからか、息子はスケスケの階段も慎重に上り下りし、縦横無尽に走り回っても家具などの角に頭がぶつからないよう意識している感じがあります。

過剰な「子供優先」は不要だな、省いて正解だったなと実感していますが、子育てを実体験してみて「やっぱりこうすればよかった、、」というところが少し出てきたのも正直なところ。


今回はそれについて書いてみようと思います。




我が家の間取りは、1階にLDK・トイレ・洗面所・風呂、2階に主寝室・子供部屋(将来2部屋に区切れる)・納戸・トイレ、という風になっています。

細かなところは変更点もありますが、1階はほぼこんな感じ。

トイレは必要最低限の広さで、これはもうちょっとゆったりスペースにしたかったのを、予算の都合で狭めたところ。
ですが2年ほど生活してみて、この広さでも十分かも。と思うようになってきました。

現在息子がトイレトレーニングをはじめたところで一緒にトイレに入ることが多々ありますが、「狭くてやりづらい!」ということも特段ありません。むしろ子供の手に届く範囲にトイレットペーパーなどもあり便利です。


玄関ももっとゆったりさせたかったのですが、こちらも必要最小限に。
一面収納にしてもらったところは、靴やアウトドアグッズ、外壁寄りのところは郵便受けとアウターのクローゼットになっています。

大きなノックダウン式の扉なので子供が自分で開け閉めできず、靴を出し入れしてあげなくてはいけないのが誤算でした。

もうひとつ、子育て関係ないですがうっかりしていたのが、冬の灯油タンクの置き場。

我が家は石油ストーブ愛用なので冬はタンク2つをローテーションしています。
土間にそのまま置くのも興ざめだし、室内には置きたくない。アウタークローゼットに置いても良いのですが、重さやニオイがなんとなく気になる、、、

強度をつけてもらうか、隠して置けるように作ってもらえばよかったと2度の冬を超えて思いました。
(ちなみに今は、タンクを一つに限定して重さを軽減してからアウタークローゼットに置いています。灯油買い忘れは厳禁です。)




そして、最大の失敗は2階の手洗いスペースを省いたこと。


子供が夜中に起きて「お茶~」と言うのでお茶や水を用意して寝るのですが、足りなくなって1階にくみに行く、、ということが時々あったり。

夜中に鼻血をだして血まみれになったときに顔や手を拭いたりするのも下まで降りなくてはならなかったり。

「2階に水道があればいいのに、、!」と思うシーンは数えきれないほどあります。
(子育て関係なくてもあります。)

もちろんそれらはちょっとの工夫で解決する問題で、大騒ぎするほどの苦ではないのですが、、
手洗い器があれば薄雲がぱぁーっと晴れるように爽快になっていただろうな、と。

収納や鏡も一体になった洗面ユニットなんて仰々しいものはいらないんです。手洗い器さえあればいいんです。
今からでも、どこかの壁につけたいくらい、ちょっとした瞬間に「つければよかったなぁ」と思う日々です。




家事動線についても不満なく生活しているのですが、子供が小さいうちだけの面倒ポイントがありました。


保育園には、着替えやタオルなどを毎日用意して持っていかなくてはなりません。
ちょっとした空き時間に荷造りできるように、息子の衣類はリビングにあるサイドボードの引き出しにオンシーズンのものを全て入れています。

そのため2階に干したものを取り込んで1階におりてきて、リビングで畳んでサイドボードへ、という流れになっているのですが。

説明するまでもないよくある家事動線。終着はサイドボード。

これが、洗濯物を畳むのを億劫に感じる私にはちょっと辛く、、、

2階から取り込んで下りてきた時点で畳む意欲はゼロ。

とりあえず、、とサイドテーブルにかごを置いて、夜しぶしぶ畳むか、見かねた夫が畳んでくれます。
気を抜くとすぐ山積みに、、、汗

最近は洋服を畳むのを保育園で教わったらしい息子に教育の一環という大義名分のもと手伝ってもらったり 苦笑

1年もすれば荷造りも自分でやってくれるようになるだろうから、あと少しの辛抱と思って毎日上り下りしています。



そんなこんなで子供がいない時点での家づくりは、やっぱり子育て目線での失敗が少しありました。

些細なことが不便ポイントになったりするので、子供のいない時点で家づくりをする方は現役で幼児を育てている人の意見を聞くことをおすすめします。



あとは各部屋小さめですが必要十分な広さで、何より納戸が大活躍しているので(笑)、ごく一般的な間取りでも私たちにとってはかなり満足度の高い作りになっています。


といってもある一点については一般論から大きくずれた我が家。
どこがズレポイントかわかるでしょうか、、?

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